2024年4月にリリースされた「楽天家計簿」は、楽天グループが提供する新しい家計簿アプリです。
これまで「マネーサポート」で資産管理を行っていた楽天銀行ユーザーを中心に、注目を集めています。
本記事では、楽天家計簿の評判・口コミ、安全性、そしてマネーサポートとの違いをわかりやすく解説します。
楽天家計簿とは?基本情報まとめ
楽天家計簿は、銀行口座・クレジットカード・証券口座・電子マネー・ポイントなどをまとめて管理できる家計簿アプリです。
iOS版が先行配信されており、Android版はリリース予定。利用料は無料で、楽天アカウントを持っていれば誰でも使えます。
要点まとめ
- 楽天グループ提供の家計簿アプリ
- iOS対応(Android版は近日公開予定)
- 基本利用は無料
- 楽天サービスは無制限で連携可能
- 他社サービスは最大3つまで
- 有料版では連携数が無制限に
- PC版は非対応(アプリ専用)
楽天サービスとの親和性が非常に高く、「楽天経済圏」で生活している人には特におすすめの資産管理ツールです。
楽天家計簿の評判・口コミ
実際の利用者からは以下のような声が多く見られます。
良い口コミ
- 「楽天カード・楽天銀行・楽天証券をまとめて見られて便利」
- 「UIがシンプルで直感的。初心者でも使いやすい」
- 「楽天のキャンペーン情報も同時に表示されるのがうれしい」
悪い口コミ
- 「他社サービスとの連携が少ない」
- 「PCで使えないのは不便」
- 「無料版だと連携数が制限されてしまう」
つまり、楽天サービス中心に利用している人には高評価、
複数の銀行・証券会社を使い分けている人にはやや不便という意見が分かれています。
マネーサポートとの違いを徹底比較
楽天家計簿と混同されやすいのが、同じ楽天グループが提供する「マネーサポート」です。
どちらを使うべきか迷う人も多いため、主要な違いを整理しました。
| 項目 | 楽天家計簿 | マネーサポート |
|---|---|---|
| 提供形態 | スマホアプリ | Webブラウザ |
| 利用料金 | 無料/有料版あり | 完全無料 |
| 対応端末 | スマホのみ | PC対応あり |
| 連携数 | 無料版は制限あり | 無制限 |
| 楽天サービス連携 | 無制限 | 無制限 |
| 対象ユーザー | 楽天ユーザー中心 | 幅広い金融利用者向け |
結論
- スマホで手軽に使いたい → 楽天家計簿
- PC中心で多くの口座を管理したい → マネーサポート
と使い分けるのが最も賢明です。
楽天家計簿のメリット5選
1. 楽天経済圏ユーザーと相性抜群
楽天銀行、楽天カード、楽天証券、楽天モバイルなど、楽天サービスを利用している人には圧倒的に便利です。
複数のアプリを行き来せず、1つの画面で資産状況を確認できます。
2. 大手楽天グループが運営
運営元が上場企業であるため、突然のサービス終了リスクが低く、信頼性も高いです。
セキュリティも万全で、金融機関連携時のデータ管理も安心。
3. 支出と収入を自動分類
口座やカード情報を連携するだけで、自動的に収入・支出がカテゴリ分けされ、グラフで可視化。
「どこにお金を使っているか」がすぐにわかります。
4. 無料で始められる
楽天サービスのみの連携であれば完全無料。
家計簿アプリ初心者にもおすすめです。
5. キャンペーン情報が一目でわかる
アプリ内で楽天の最新キャンペーンを確認できるため、ポイント還元などを逃す心配がありません。
デメリットと注意点
1. 連携できるサービスが少ない
対応数は約1,250。
マネーフォワードME(約2,600)やマネーツリー(約2,200)と比較すると、少なめです。
2. 楽天以外の連携は有料化が必要
無料版では他社サービスの連携数が制限されているため、楽天中心でない人には物足りない場合も。
3. PCで利用できない
スマホアプリ専用のため、PC画面で家計管理したい人はマネーサポートを選びましょう。
安全性・セキュリティについて
楽天家計簿は、セキュリティ専門家が監修した堅牢なシステムのもとで運用されています。
連携時に入力するのはログイン情報のみであり、暗証番号や取引パスワードがアプリ側に保存されることはありません。
また、楽天グループは金融庁登録企業としてのセキュリティ基準を満たしており、定期的な監査や脆弱性診断も実施しています。
✅ 安全性:高い
✅ 情報漏えいリスク:低い
✅ 利用停止リスク:極めて低い
安心して利用できる金融アプリといえるでしょう。
まとめ:楽天家計簿は楽天ユーザーの“神アプリ”
- 楽天サービスを日常的に利用している人にとっては非常に便利
- 無料で始められ、資産の見える化がスムーズ
- 安全性・信頼性も高く、初心者にも最適
一方で、複数の金融サービスを使っている人はマネーフォワードやマネーサポートとの併用も検討しましょう。


