出雲地方について
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1日御碕神社
出雲大社から10キロ西方にある神社。映画の中では真紀の子供の頃の実家近くとして描かれた。天照大神と素戔嗚尊がまつられており、昼を司る「伊勢神宮」に対して日没を治める社として位置づけられている。社殿は国の重要文化財。
2稲佐の浜
出雲神話の国引きと国譲り神話の舞台でもあり、また神在月である旧暦10月には神々を迎える浜でもある。オープニングの男が舞うシーンで使われた。
3出雲大社・神楽殿

4北島国造館
出雲大社の東側に位置する、出雲教の総本社。瀧の流れる優美な庭園を持ち、静かな境内でお参りできる。結婚式・披露宴なども多く行われる縁結びの社。
5島根県立古代出雲歴史博物館

6神門通り

7大土地荒神社
今回作中にも登場する神楽を3百年以上絶やすことなく継承してきた大土地神楽は、大土地荒神社の神主が舞ったのが最初と言われている。その後徐々に民間に拡がり、人々によって守られてきた。神社境内に舞台を設置し祭礼日に演じられている。
8吉兆館
出雲大社近くの道の駅・吉兆館は金色の扇と鉾が目印。「吉兆さん」は大社町の伝統的な正月行事。吉兆さんが町内を練り歩き、近隣の家々の厄払いをする。先導役を番内と呼び、還暦や厄年の男性が務める。吉兆館ではこのような町内の歴史や文化、信仰を紹介している。
9島根ワイナリー

10JAいずも
農村の暮らしを支えるJAの出雲地区本部。市内ショッピングセンターやガソリンスタンドの運営を行っている。
11出西窯

12出雲キルト美術館

13荒神谷遺跡
1983年、道路設置の調査をきっかけに発掘され、注目された。銅剣358本が一度に出てきただけでなく、同所から銅鐸と銅矛が発見されるという今までにない組み合わせでの発掘となり、それまでの考古学界の定説が覆されるほどの大発見となった。
14玉造温泉
日本でも最古級の温泉地。玉造、という名前のとおりこの辺りはかつて「めのう」が採れ、古代より勾玉・管玉など「玉」の一大生産地であった。大国主命と共に国造りにまい進した少彦名命がここに温泉を見つけたといわれている、歴史ある美肌の湯。
15持田屋旅館
雲州平田駅からタクシーで5分ほど。平田町で約90年の歴史を持つ旅館。近隣には歴史的なスポットやカフェなどもあり、静かな平田の街を散策するのにちょうどいい宿。映画では真紀が宿泊する宿として登場。
16串揚げほりうち
雲州平田駅から2〜3分の駅チカの居酒屋。堀内博志監督の実家。創業17年。地場の食材を使ったあらゆるメニューを取り揃える。老若男女があつまる居酒屋。
17酒持田本店

18大松屋
小さな漁港、小伊津にある海辺の民宿。映画では澄子の自宅として登場した。
19出雲市(旧平田市)立旭丘中学校
堀内博志監督の母校でもある。2013年「向陽中学校」が開校し、それに伴い旭丘中学校は閉校となった。物語の中で充が通った中学校で、かつ廃校になったという設定で登場し、充が神楽への想いを再び開花させる重要なスポットとして描かれている。
20佐香神社
酒の神・久斯之神(くすのかみ)をまつっている。この辺りに多くの神が集まり酒造りをしたという記述が出雲国風土記の中にあることから、酒造り発祥の地といわわる。毎年10月には宮司自らが杜氏となり、酒を醸し参拝者にふるまう「どぶろく祭」が行われている。
21本性寺
平田町内小境にある臨済宗の寺院。
22一畑電鉄
島根県内唯一の私鉄路線。地元では生活の足となっているが、最近では観光客にも人気が出てきている。車窓からは田園風景や山々、宍道湖などののんびりとした景色を眺められる。
23船着き場
シジミ漁は世襲制で受け継がれている。「じょれん」と呼ばれる道具で水底からしじみをかき取る。選別機で大きさを分けた後、振って音を聞き分け、実の入っていないしじみを選り分ける。しじみの漁獲を守るため、週休3日制と決められている。
24佐太神社
3つの大社造が横に並ぶ、圧倒的な雰囲気を醸し出す神社。境内には舞殿があり、ここでは神楽に能形式が組み合わされ、新たに生み出された独特の神事芸能「佐陀神能」が行われる。これは国の重要無形民俗文化財であり、またユネスコの無形文化遺産でもある。
25松江城
堀尾吉晴が築城し1611年に完成した。その後京極氏、松平氏が治め明治維新まで続いた。2015年、現存天守12城のひとつであった松江城の天守閣が国宝に指定された。城の北側にある武家屋敷や城の周囲を船でまわる堀川めぐりが人気。別名千鳥城。
26カラコロ工房
旧日銀松江支店だった建物を利用した複合施設。西洋クラシカルな外観が目印。「カラコロ」とは松江大橋を渡る下駄の音を表現しており、小泉八雲の随筆の一文から名付けられた。現在はカフェやギャラリーがあり、真紀と和典のデートシーンに使われた。
27宍道湖・嫁ケ島

28松江水郷祭湖上花火大会
毎年8月に開催される、西日本最大級の花火大会。2日間で9千発が打ち上げられ、宍道湖岸どこからも見ることが出来る夏のビッグイベント。湖上に設置した台車から打ち上げ、水面に映る光で華やかに、形状も扇形や放射線状に拡がるものなど種類豊富。
29須我神社
ヤマタノオロチを退治し、稲田姫と結婚した素戔嗚尊がこの地を訪れた時に「実に心がすがすがしくなった」と言ったことからこの地が須我と呼ばれるようになった。そしてこの神社は夫婦神の初めての住まいとなったといわれている。
30熊野大社
松江市八雲町熊野にある熊野大社は、出雲大社と共に「大社」を名乗れる由緒ある神社でその歴史も古い。神に仕える際に必要となる神火を守る神社でもあり、火をおこすための道具を受け継いでいる。主祭神は素戔嗚尊で、妻の稲田姫、母の伊邪那美命も共に境内にまつられている。
31周藤彌兵衛翁像
島根県八雲町に流れる意宇川の治水を42年かけて行った、地域の偉人である周藤彌兵衛の像。日吉親水公園にある。
32松江市伊勢宮町 巴庵、SOPHIA
松江市の伊勢宮町は飲食店街。ここに店を構える「松江巴庵」は和典の会社の宴会シーンで使われた。また「SOPHIA」は和典が会社の先輩である角にアドバイスをもらい、真紀に対する自身の想いと行動について、気持ちを新たにする重要なシーンで使われた。
33WATERWORKS
松江市の住宅街にあり、元テニスコートの中に建てられたカフェではランチやカフェが楽しめる。エスプレッソやラテが人気。物語の中では祖母の澄子が生前キルトを展示していたカフェとして登場する。
34八重垣神社
婚期を占う「鏡の池占い」が注目を集め、出雲大社に並ぶほどの人気を持つ神社。縁結び、夫婦和合、授児安産にご利益がある神社として多くの人々が訪れる。